そろばん連盟の種類と検定難易度の違い|就活や受験に役立つレベルとは?

そろばんの知識

そろばんを始める前にそろばんには連盟があることをご存知でしょうか。

 

そして、連盟ごとに資格の種類も異なってきます。

 

そのため、初めて試験を受けようにも、どちらの連盟の試験を受けるのが良いのか悩んでしまいます。

 

もちろん、そろばん教室に通っていると言う人であれば先生に聞くのもいいですが、この記事でもしっかりとまとめていますので、最後までご覧ください。

 

そろばん連盟によって、難易度が大きく異なります。
しかし、どちらの検定が良い悪いと言うことはありません。
この記事では、各連盟の試験の特徴についても述べております。

 

 

そろばん連盟の種類は大きく分けて2種類がある

そろばん連盟には、日本珠算連盟と全国珠算教育連盟の2種類があります。

 

しかし、実際には試験を受けるときでさえ、どちらの連盟の試験なのか、気にしたこともないという人も、多くいます。

 

もちろん難易度や試験内容が違ってくるため、そろばんを始める前に調べておく人もいます。

 

とは言いましても、どちらの連盟もそろばん試験を実施していて、それぞれ履歴書に書くこともできます。

 

両方の試験を受ける人もいるので、教室を探すときなどにはそこまで気にする必要はないでしょう。

 

2つのそろばん連盟は、どちらの方が優れているというわけではなく、それぞれにしかない特徴があります。

 

ただし、この2つの連盟には明確な違いがあります。

 

では、どのような違いがあるのか、詳しく知って自分に合った勉強方法を見つけるといいでかと思います。

 

まず、日本珠算連盟は日珠連と呼ばれていて、日本商工会議所と関係があります。

 

そもそもそろばんとは計算するための道具であり、うまく扱えるようになれば暗算も素早くできるようになります。

 

そのため、日本商工会議所でもそろばんによる集中力や暗算能力を養える部分を大切にしていて、珠算の普及を考えている日珠連と協賛で検定試験を実施するなどの試みをしています。

 

日本商工会議所珠算能力検定試験が全面委託されているのも、日珠連です。

 

とはいえ、日珠連が行っている検定試験がすべて日本商工会議所からの委託というわけではなく、実際には珠算の1級から6級までしか委託とはなっていません。

 

他に実施している試験はすべて日珠連主催であり、どれも社会的評価も難易度も高くなっています。

 

次に全国珠算教育連盟は全珠連とよばれていて、開催している試験は内容が易しいものから難しいものまで多岐にわたります。

 

掛け算から割り算などの基本的なことから、級が上がれば暗算や伝票算なども入ってきます。

 

昔は各地にそれぞれいくつもの珠算団体がいましたが、それがまとまって一つになったのが全珠連です。

 

全珠連は正式名称の通り、珠算の育成に力を入れていて、どちらかといえば教育者育成が目的の団体です。

 

どちらの試験も誰でも受けることができ、年齢制限もありません。

 

ただし、履歴書に書く場合には、どちらの試験を受けたのかを明確に記載しておかなくてはならないことを覚えておきましょう。

 

難易度が高く社会的な評価も高いのは日珠連

日珠連で実施している試験は、日本商工会議所共催と言うこともあり、高く評価されています。

 

計算する量が多いため、全珠連の試験よりも難易度も相応に高いので、受けるときにはしっかり勉強をする必要があるでしょう。

 

全珠連での検定試験で2段を取っていたとしても、日珠連では1級しか取れないということもあるほど、そのレベルには大きな開きがあります。

 

そのため、全珠連の試験で上に行って自信をつけてから、日珠連の検定試験を受けるという人もいるほどです。

 

社会的な評価が高いのは、日本商工会議所主催という部分があるためです。

 

難易度が低めで試験の頻度が高く挑戦しやすい全珠連

全珠連に試験は、日珠連の試験に比べれば難易度が低いと言われています。

 

その理由は上でも述べたとおり、全珠連2段を取得していても、日珠連に置き換えると1級程度とみなされているからです。

 

また、全珠連は日本商工会議所とのかかわりが全くなく、全珠連での独自の検定試験を行っているのが特徴です。

 

単純な計算だけでなくいくつもの試験が高い頻度で開催されるのも特徴の一つとしてあげられます。

 

全珠連は、自分のレベルに合った得意な種目の試験を受けることができ、自信につなげることもできます。

 

そろばん連盟の資格ごとの級や段位

そろばんの試験は、一つだけではありません。

 

珠算の場合は、日珠連が定めているのは1級から10級までですが、その間に準3級・準2級・準1級もあります。

 

段位は準初段から10段までです。

 

全珠連が定めているのは、1級から15級まででその間に準1級から準6級までがあります。

 

全珠連の検定試験は細かく級が分けられているために、始めて試験を受ける小学生などにはおすすめです。

 

そろばんを始めたばかりでも取得できる級があり、今後のやる気につなげることができます。段位は初段から10段までです。

 

暗算の場合は、日珠連では珠算と同じ級位と段位が設定されています。

 

全珠連は暗算は珠算よりかなり少なくなっていて、級位が1級から10級で準はなく、段位は同じ初段から10段までとなっています。

 

どちらの検定試験も、途中の級(飛び級)から受験することも可能です。

 

すべての級位や段位を取得する必要はなく、自信があるなら初回から上の級を受験することができます。

 

受験には受験料が必要となるため、できるだけ1回で合格できるようにしましょう。

 

そろばん連盟の資格には、何があるのかを知りたい、ややこしくてよくわからないという人も多くいます。

 

そこで、そろばん連盟の資格にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

 

日本商工会議所主催珠算能力検定

日珠連の試験は日本商工会議所と共催している、「日本商工会議所主催珠算能力検定」です。

 

この「日本商工会議所主催珠算能力検定」には、珠算能力検定試験と暗算能力検定試験、段位認定試験があります。

 

ただし、日本商工会議所が主催しているのは1級から6級までであり、その下の級位は日珠連が独自に設けているものです。

 

段位と3級以上の試験は年間3回と少ないですが、そのほかの試験は年間6回あるので、いつでもチャレンジすることができるでしょう。

 

全国珠算教育連盟検定試験

一方で全珠連が主催しているのが、「全国珠算教育連盟検定試験」です。

 

こちらは、全珠連が定めた級位と段位を取得できます。

 

ただし、日珠連の試験と違うのは、準3級以上になると四則演算に加えて得意な種目を選択し、試験に臨めるという点です。

 

選択種目は応用計算・暗算・伝票算・開法の4つがあります。

 

段位と3級以上の試験は年6回あり、そのほかの級は年12回もあります。

 

開催回数が多く、好きな時に準備をして試験が受けられるのが特徴です。

 

就活や受験に役立つレベルは3級を取得した段階

就活や受験の時に書いて恥ずかしくないレベルは3級以上です。

 

それ以下だと、特別努力しなくても受かることができるので履歴書に書いたとしても自身の能力をアピールすることができません。

 

3級以上であれば評価対象になるため、まだ3級に至っていないという人はぜひ、3級までは取得しておくことをおすめします。

 

ただし、企業によっては1級から出なくては評価対象にならない、というところもあるので注意が必要です。

 

確実にアピールしたいのであれば、1級までは取得しておくのがいいでしょう。

 

そろばんの資格と合わせて取得したい資格とは

そろばんの資格と合わせて取得したい資格とは、日商簿記検定です。

 

日商簿記は、経理職などに就職したいときに有利な資格で、帳簿のつけ方だけでなく級が上がれば高度な会計学や財務諸表を読む力なども身に着けることができます。

 

日商簿記を取得してから、税理士や公認会計士の資格を目指す人も多くいます。

 

そんな日商簿記には、そろばんの暗算技術がとても役に立つでしょう。

 

電子会計実務検定も、おすすめです。

 

こちらも日本商工会議所の検定試験ですが、公的資格でもあるため信用度は高く履歴書に書くにもおすすめできます。

 

会計の知識や実務を重視した試験内容であり、簿記の知識を基にした会計情報の分析りぃおくなども求められるので、そろばん検定や日商簿記を持っていると試験に有利です。

 

人事労務や経理として働きたいのであれば、給与計算実務能力検定試験がおすすめです。

 

給与計算業務を行うには、所得税や住民税といった税法や社会保険の仕組みなどに関する幅広い知識が求められます。

 

実施しているのは内閣府認可の一般財団法人職業技能振興会と一般社団法人実務能力開発支援協会であり、そろばんの知識と合わせて取得しておくと応用のきく検定試験です。

 

もう一つ、計算実務能力検定というものがあります。

 

計算が得意なそろばん経験者にふさわしい検定であり、経理能力で重宝される計算能力を評価する試験です。誰でも受験できる上に就職に有利になる資格なのでおすすめです。

 

まとめ

この記事では、そろばん連盟が行っている試験の種類や難易度などについてご紹介しました。

 

難易度の高い試験は、日珠連が主催している「日本商工会議所主催珠算能力検定」で、全珠連が主催している「全国珠算教育連盟検定試験」よりも難しくなっています。

 

ただし、「全国珠算教育連盟検定試験」には細かく級や段位が分かれているため、実力試しには良い試験資格でもあります。

 

いずれにしてもどちらが良い悪いということはありませんが、一般的に努力して取得できる日本商工会議所主催珠算能力検定1級は取得しておきたいものです。

 

その他、そろばんの資格以外にも合わせ技で日商簿記検定や電子会計実務検定などもありますので、就活を優位に進めるためにも取得しておくといいかもしれませんね。

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