そろばんバッグを手作りするには?素材はキルティングがおすすめ

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そろばんバッグを手作りする方法を解説します。キルティング生地を使った作り方を手順に沿って紹介するのでぜひ参考にしてください。

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株式会社サイトクリエーションの「そろばん教室」担当部署。日本珠算連盟の賛助会員。そろばんの始め方や、教室選びのポイントを解説。最近話題のオンラインそろばんも紹介。実体験やユーザーの口コミをもとにした、役立つ情報を配信中。

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手作りのそろばんバッグ:用意するもの

そろばんバッグを手作りするのに、用意するべきものを材料・道具に分けてまとめました。できるだけ簡単に作るため、最小限の材料・道具で製作できるようにしています。

【材料】

  • いつも使っているそろばん
    (ケースがあるなら入れる)
  • 好みのキルティング生地
  • バッグの持ち手

【道具】

  • ミシン
  • アイロン
  • はさみ
  • 待ち針(仮止め用の針)
  • チャコペン

いつも使っているそろばん(ケースがあるなら入れる)

忘れがちですが、いつも使っているそろばんを用意しましょう。ケースがあるなら、ケースに入れてください。

このケースがすっぽりと入るサイズで、そろばんバッグを作る必要があるからです。

好みのキルティング生地

そろばんバッグは様々な生地で作ることができますが、おすすめはキルティング生地です

。普通の布より厚みがありますし、綿が入っている分”裏地無し”でもしっかりと丈夫に製作できるからです。

バッグの持ち手

バッグの持ち手用のテープは、ダイソーで販売されている持ち手が簡単でおすすめ!

縫い付けやすいテープや、おしゃれな金具付きなどたくさんの種類が販売されています。好みの持ち手を探して、購入してください。

キルティング生地の柄・色味と合わせて選べば、センス良いバッグが完成♪

今回は、このような布にも縫い付けやすい「かばんテープ」を使用します。

そろばんバッグの作り方~10STEP

  1. 好みのキルティング生地に、チャコペンで印を付けてカットする
  2. 持ち手用のテープを、好みの長さにカットしておく
  3. 柄を裏側にして折り、両端をミシンで縫う
  4. 3.で残した縫い代部分を、アイロンをかける
  5. バッグの開き口を2回折って、待ち針で留める
  6. 本体を縦半分に折り、中心を探して待ち針を刺す
  7. 2.でカットした持ち手用のテープを、6.で印を付けた場所に仮止めする
  8. 持ち手用のテープを本体に縫い付ける
  9. 8.のテープを上に上げて、開口部分に「X」で縫い付ける
  10. 本体を裏返して、形を整えて完成

1.好みのキルティング生地に、チャコペンで印を付けてカットする

好みのキルティング生地に、チャコペンで印を付けてバッグのサイズにカットしましょう。

印を付ける前に、

  • ケースに入れたそろばん
  • テキスト
  • 文房具

など‥、持ち歩きたいものをキルティング生地の上に置いて、実際のサイズ感を確かめることが大切です。

A4のテキストで約30cm・ケース入りのそろばんで35cmほどの横幅なので、横40~45cm×縦30~35cmくらいのサイズでちょうど良いのではと思います。

キルティング生地は半分に折るので、縦は2倍の長さ=60~70cmで印を付けてカットしよう!

2.持ち手用のテープを、好みの長さにカットしておく

続いて、ダイソーの持ち手用のテープを好みの長さにカットしておきます。1.2mもあるので、カットしなければ使うことができません。

手持ちで良いなら35~40cmほどに、肩掛けしたいならもっと長めにカットしてください。実際に手で持つ・肩にかけるなど、サイズ感を確かめながら切ると確実です。

3.柄を裏側にして折り、両端をミシンで縫う

1.で用意したキルティング生地の柄を裏側にして、短辺を合わせるように折りましょう。目で見える部分が、無地(裏地)になっていればOKです。

ミシンをセットし、両端(縦の部分2か所)をミシンで縫います。下辺は折りたたまれて・上辺は口が開いているため、バッグのようになったのが分かるかと思います。

端から内側に2-3cmほどのところを縫おう!

両端ギリギリではなくて、2~3cmほどの内側のところを縫うようにしてください。次のステップで、縫い代を割ってアイロンをかける必要があるからです。

4.3.で残した縫い代部分を、アイロンをかける

3.で残した2~3cmの縫い代部分を割り(柄の部分が表に出るように)します。既に縫い付けているので、縫い目をセンターにして観音開きでできるはずです。

割ることができたら、アイロンをかけてください。

5.バッグの開口部分を2回折って、待ち針で留める

バッグの開口部分=上辺を、3cmほど外側に(表の柄が見えるように)折ります。1回目は1cmほど、2回目は2.5~3cmほど折ると良いでしょう。

2回折ることができたら、待ち針で留めてください。仮止めの状態です。

この待ち針で仮止めしたところは、持ち手用のテープを差し込むためです

6.本体を縦半分に折って、中心に待ち針を刺す

続いて、バッグ本体を縦半分=両端を合わせるように折ります。折り目が付くまで折って広げ、中心に待ち針を刺して印を付けてください。

7.2.でカットした持ち手用のテープを、6.で印を付けた場所に仮止めする

2.でカットした持ち手用のテープを用意します。

5.で上辺を折り仮止めしましたね。真ん中を中心として4~5cmのところに、5.で折った部分に持ち手用のテープを差し込みます。

差し込めたら、テープと上辺部分を待ち針で仮止めします。

8.持ち手用のテープを本体に縫い付ける(テープは下を向いたままでOK)

仮止めしている持ち手用のテープを、実際に本体に縫い付けていきましょう。テープがちゃんと平行に差し込まれていることを確認し、ミシンを使って縫います。

このときはまだ、テープ(取っ手)は下に向いていてOKです。

9.8.のテープを上に上げて、開口部分に「X」で縫い付ける

ある程度縫うことができたら、8.で下を向いていたテープを上に上げてください。開口部分(5.で仮止めしたところ)に、以下のように「X」の字になるように縫い付けます

「X」の字に縫い付けるやり方は、こちらのページが分かりやすかったのでシェアしておきます。ぜひお役立てください。

参考持ち手の上手な縫い方(ミシンステッチ)|Ginghamtic(ぎんがむちっく)

10.本体を裏返して、形を整えて完成

持ち手を本体に縫い付けることができたら、本体そのものを裏返しましょう。底部分も指を入れてしっかりと裏返して形を整え‥完成です!

10ステップもありましたが、いざ製作してみるとあっという間ですよ。

そろばんバッグを簡単に作る3つのコツ

最後に、そろばんバッグを簡単に作る3つのコツを紹介します。

コツ①持ち手は市販のものを使うと楽に作れる

持ち手ですが、市販のものを使った方が便利で楽です。必ず2つ要りますし、市販のものなら長さをカットするだけで同じ幅ですしね。

器用な人は、キルティング生地と同じ素材で作ってももちろん構いません。作る際は2つとも同じ幅・長さで!この2点を忘れなければ大丈夫です。

今回は「かばんテープ」を使いましたが、こちらの動画のようなタイプの持ち手もおしゃれで可愛いです。

裏返した状態では付けず、柄(表)側からミシンで縫うことができますよ。

コツ②キルティング素材なら、裏地は無しでもOK

そろばんバッグは、布あればどんな生地でも製作できます。デニムなどでもOKですし、自分の好きな素材を使っていただいて構いません。

しかしキルティング生地ならば、綿が入っていて柔らかく裏地がなくて簡単なのでおすすめ!手芸専門店などに行くと、柄が豊富なのでどの生地を使うか迷ってしまうほど。

コツ③YouTubeなど動画を観ながら作るのもアリ

文字だけで作り方が分かりにくい‥というのであれば、YouTubeなど動画を見ながら作りましょう。

作り方を一から観るのもよいですし、分からない部分だけを検索して(X字に縫う部分ところなど)観るなど色々な使い方ができますよ。

”レッスンバッグ 作り方”検索結果|YouTube

そろばんバッグ×作り方よりも、「レッスンバッグ×作り方」で検索した方が

動画がたくさん表示されました!

そろばんバッグを手作りするには?:まとめ

そろばんバッグを手作りする方法をご紹介しました。

必ずしもこの手順で作る必要はありません。動画なども活用しながら、ご自分の作りやすい方法で製作していただければと思います。

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