そろタッチとそろばんの違いを比較して紹介します。学習方法や費用、身につく能力や効果など気になる点を比べています。
そろタッチとそろばんの違い
そろタッチとそろばんの違いについて、分かりやすく表でまとめました。
そろタッチ | そろばん | |
学習方法 | 自宅でアプリを使って学ぶ | そろばん教室で先生から指導 |
学習スタイル | 暗算力・計算力を短期間で身につける | 数年かけてじっくりと学ぶ |
身につく能力 | 計算力、暗算力に特化 | 計算力、暗算力、忍耐力、礼儀など幅広く |
操作する手 | 両手 | 片手 |
学習ペース | 自分のペースで進める | 週に2〜3回 |
費用 | 3,960円(税込)/月 | 4,000円~10,000円ほど/月 |
学習方法が違う
そろタッチとそろばんでは、学習方法が異なります。
そろタッチは教室に通うことなく、自宅でアプリをダウンロードして学びます。しかしそろばんは、教室に通って直接先生から指導を受けて学習します。
自宅と教室、そして自身で学ぶか先生から教えてもらうか‥が大きな違いです。
学習スタイルが違う
そろタッチとそろばんは、習得する期間が短期・長期と学習スタイルが違います。
そろタッチは、暗算力・計算力を短期間で身に付ける学習法です。そろタッチにはレベルごとにJ・S・U・Xの4つのステージに分けられており、毎日コツコツとやり進めることで数か月でステージアップすることも可能です。
(中略)自然と1日3~5面以上クリアが日課となり、毎日欠かさず行った結果、学習開始から2か月でJステージ、3か月でSステージを修了することができました。(中略)
そろタッチは自宅での学習なので、分からないところが出てきた場合にどのように対処するのか不安になる方もいるかもしれません。
しかし分からない部分は、メールで質問することができますし、そろタッチ教室も全国各地に存在するため「教室に通って学ぶことも可能」です。
そろばんの場合は毎日教室に通学せず、週何回かの学習です。ですのでそろタッチよりはペースがゆっくり、数年かけてじっくりとそろばん力を身に付けるスタイルです。どちらの学習スタイルがお子さんに合っているかを確かめてみましょう。
身に付く能力が違う
そろタッチとそろばんでは、身に付く能力が違います。
そろタッチでは暗算力や計算力が、そろばんではこれらの能力にくわえ忍耐力や礼儀など幅広い能力が身に付けられます。教室に通って先生や他の生徒と接するので、そろタッチよりも身に付く能力が多いのです。
また、そろタッチよりそろばんの方がハイレベルな暗算力が身につくという声もあります。
日常生活を便利にしたいならそろタッチ、高度な暗算力を求めるならそろばんがおすすめ。
操作する手が違う
そろタッチとそろばんは、操作する手が違います。
そろタッチはタブレットを使いながら両手で計算しますが、そろばんは片手のみです。そろタッチでも片手で操作はできますが、問題を解くまでの時間とタッチ回数に大きな差が出ることが分かっています。
学習ペースが違う
そろタッチは自分のペースで学習を進められますが、そろばん教室の場合は週に2-3回など回数が決められています。このようにそろタッチとそろばんでは、学習ペースが異なります。
空いた時間を上手に使いながら学習できる人はそろタッチを、決められた日の方が学習しやいる人はそろばん‥と、自分に合った方を選びましょう。
費用が違う
そろタッチとそろばんでは、月額費用も異なります。
そろタッチは税込3,960円と一律ですが、そろばんは教室によって4,000円~10,000円と月謝が違います。教室にたくさん通うほど、比例して月謝も高くなる傾向です。
しかしそろタッチは自宅で毎日学習したとしても、3,960円以上は掛かりません。また登録した月は、月末まで無料で利用できるのも大きな特徴。合わないなと思っても、お試し期間中なら解約にも費用は発生しないので安心です。
そろタッチの特徴
そろタッチの特徴を、3つまとめました。
特徴①短期間でそろばん式暗算の習得を目指せる
そろタッチの大きな特徴は、そろばん式暗算(珠算式暗算)の習得を短時間で目指せることです。
実際に、そろばんからそろタッチに学習方法を変えた教室では、そろばん式暗算を習得できた生徒が6倍に増えました(期間はそろばん時の半分)。
そろばん教室からそろタッチ教室へ転向したことで、どれくらいの効果が生まれたのですか?
そろばん教室では、4年間で全体の10%の子どもがそろばん式暗算を習得していたところを、そろタッチ教室では、62%の子どもが平均20ヶ月で習得しています。
すごいですね……半分の時間で6倍の効果が出るとは。
そろタッチは、タブレットを通してそろばん式暗算の基本である「イメージ」に特化した効果的な学習が可能です。
見えるモードと特許を取得した暗算モードの2つのモードで、同じ計算を繰り返して反復学習できます。これにより、短期間でそろばん式暗算を習得・身に付けられるのです。
引用:そろタッチとは?
特徴②自宅で学べるので、送り迎えが不要
そろタッチは教室に通うことなく、自宅で学ぶことができます。ですので教室への送り迎えが不要!保護者の方の負担も少ないです。
特徴③他の生徒と点数をランキングで競いあえる
そろタッチは自分だけで学ぶのではなく、他の生徒とも点数をランキングで競い合えます。
ランキングは毎朝更新され、公式サイト内で名前やレベルが掲載されます。毎日の頑張りを確かめあえて、よりモチベーションアップに繋がります。
また毎月最終日曜日に開催される「そろタッチグランプリ」・毎年開催される「SORO FES」など、自分の実力を確かめ合える機会がたくさんあるのが特徴です。
毎日更新されるランキングでは各国の子どもたちの日々の頑張りが確認できます。
毎月開催!グランプリでは、48のレベルに別れて、各ステージで必要な練習をゲームで競い合います。毎年開催される世界暗算大会「そろFES」では、世界中の子どもがオンラインで暗算力を競います。
日々の自宅学習に加え、世界のお友達とつながることで、暗算を楽しみ、本番力を鍛えます。
そろばんの特徴
続いて、そろばんの特徴を紹介します。
特徴①ハイレベルな暗算力が身に付く
そろばんは、そろタッチでも到達できないハイレベルな暗算力を身に付けることが可能です。
そろタッチだと暗算1級程度の暗算力ですが、そろばんであれば暗算の段位まで取得できます。どちらも暗算力が身に付けられるものの、到達点が異なるのです。
そろばん教室でもフラッシュ暗算に力を入れている教室を選べば、そろばんと暗算両方学んで一生ものの暗算力を身に付けた方が良いのでは‥というツイートも見つけました。
私はひまわり先生や他の方のツイートやブログをざっとみた限りでしかないのですが、そろばんとそろタッチとでは極めた場合の到達地点が違うのが一番の理由です。そろタッチは暗算一級程度でおわりで、計算する桁数が少ないようです。
それなら暗算に強い珠算塾で珠算と暗算両方やってそろタッチより→ https://t.co/ogPuuybl5A— PP (@PPstudyDWE) April 22, 2023
特徴②先生に直接指導してもらえる
そろばんは、先生に直接指導してもらえる点が2つ目の特徴です。実際の教室に通うときはもちろんですが、オンラインでも直接先生と話しながら学べる教室も存在します。
特徴③集中力が鍛えられる
そろばんは、決められた時間の中で問題を解く必要があるので集中しなければなりません。また級が上がるほど桁数も増え、1つ珠を弾き間違えるだけですべてが台無しに‥。上級者になればなるほど、集中力が求められます。
そろばんは時間制限内に解く+間違わずに珠を弾いて計算する、という2つのことを意識するため、より集中力が鍛えられるのです。
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