そろばんの基礎や基本が理解できたあとは、実践あるのみです。入門書などに付いている問題だけでは物足りないので、「問題集」を買うことをお勧めします。
本記事では、そろばん問題集のおすすめを8冊紹介していきます。それぞれ特徴をまとめましたので、比較して自分に合った問題集を探してみてください。
※そろばんの教本(入門書)は以下の記事で紹介しています。
そろばん問題集おすすめ8選
1.トモエそろばん 初心者向け練習帳セット(パッチトレーニング0~6巻)
価格 | 3080 円(税込) |
出版社 | トモエ算盤 |
発売日 | 2018/11/1 |
ページ数 | 0~6巻/全7冊 |
特徴 おすすめポイント | トモエ算盤の人気シリーズ 加減算が身につく |
トモエ算盤が出版する、幼児から小学生低学年に向けて作られた『そろばん初心者向け練習帳セット』です。7冊セットになっており、内容もイラストを多く使いながら子どもにも理解しやすいように工夫されています。
0巻はそろばんの基礎、1巻は2桁の足し算と引き算・・など巻が大きくなるごとに、少しずつレベルアップしています。0~6巻まで7冊すべて終えるころには、そろばんで行なう加減算がバッチリ習得できていますよ。
1冊の中でも途中で簡単なチェックテストも設けられているので、その都度理解できているかを確認できるのもうれしいポイント。1冊ずつでも購入できますが、7冊分買うならば最初からこのセットを買った方が安く済むためお得です。
2.しゅざん2 最新珠算能力検定問題集(7.8級編)
価格 | 1435円(税込) |
出版社 | 暁出版 |
著者 | 江崎 真一 |
発売日 | 2015/7/10 |
ページ数 | 64ページ |
特徴 おすすめポイント | 珠算検定7級・8級 掛け算、割り算が学べる |
『しゅざん2』は、珠算検定7級と8級の合格を目指す人のための問題集です。足し算・引き算を完全にマスターし、掛け算・割り算を中心に練習したい人に最適です。シンプルで使いやすく、問題の量が豊富なのでとことん練習したい人も満足できるでしょう。
例題にそろばんの図解を付けるなど、丁寧な説明付きなので誰でも簡単に理解できるようになっています。この一冊を順に進めていくだけで、確実に無理なくそろばん力を上げることができます。また自然に7級相当のスキルが身につくというレビューもありました。
こちらの『しゅざん2』は7・8級編ですが、しゅざん1(10・9級編)も販売されています。今現在は在庫切れですが、入荷すれば合わせて購入するのがおすすめです。
3.新珠算技能検定問題集 7級編(動物シリーズ版)※1級まであり
価格 | 2206円(税込) |
出版社 | 暁出版 |
編さん | 全国珠算学校連盟 |
発売日 | 2013/4/10 |
ページ数 | 46ページ |
特徴 おすすめポイント | 8級~1級までのシリーズ 全国珠算学校連盟が編纂 口コミ評判が良い |
試験対策のために実践的な練習を行いたいなら『新珠算技能検定問題集(動物シリーズ版)』がおすすめです。練習問題を15回分収録しており、実際に買って使用している人から「試験を意識して練習できるのでとても良い」というコメントも見つけました。
一通りやるだけで、十分合格ラインに達することができる内容と評判が高いです。15回分しかないので直接書き込まずに、より合格を確実にするため<コピーしながら繰り返して練習>しましょう。
この動物シリーズ版は8級から販売。8級~1級まで揃っています。使いやすいので級が上がるたびに、毎回このシリーズを購入して練習している人もいます。
4.標準珠算練習問題集 基礎用(初歩~5級)
価格 | 1238円(税込) |
出版社 | 暁出版 新訂版 |
編さん | 竹内 乙彦 |
発売日 | 2000/4/5 |
ページ数 | 71ページ |
特徴 おすすめポイント | そろばん初歩~5級相当 問題量が多い |
『標準珠算練習問題集 基礎用』は、そろばんの初歩から珠算検定5級相当までの問題が網羅されている問題集です。級別に分けられている問題集が多いですが、こちらは初歩の人から5級まで幅広い人が練習できます。
見取り珠算は20回分(320題)、乗算・乗算練習問題はともに17回分(860題)ずつと豊富に収録されているので、とにかく練習したい人にピッタリです。各種目のはじめには練習問題も掲載されているので、少し実力を試したい時にも便利です。
大きさもB5判で使いやすく、練習しやすいように系統的に編集されているのも特徴の一つです。価格も1,200円ちょっとと手を出しやすい価格なので、試してみてはいかがでしょうか。
5.珠算能力検定標準問題集 入門編
価格 | 957円(税込) |
出版社 | 暁出版 |
著者 | 東京珠算教育連盟 |
発売日 | 2013/10/20 |
ページ数 | 56ページ |
特徴 おすすめポイント | そろばん入門者向け |
『珠算能力検定標準問題集 入門編』は、先ほど紹介した基礎用よりもさらに”基礎をよりやさしく覚えられるように”作られた問題集です(同じ出版社から出ています)。小学1年・2年生でも理解できるように構成、数探し・基本の説明は3口などと従来にはないアイディアも取り入れられています。
ページ数は基礎用が71ページに対し入門編は56ページとボリュームが抑えられているので、初めての練習時も取り組みやすく負担が少ないです。しかし練習問題は33回分もあるので、数をこなすには十分といえるでしょう。「分量がちょうどよいので使いやすく、試験前にはこちらのシリーズで練習している」という人もいます。
基礎用と入門編どちらを買おうか迷っている人は、まずこちらの入門編を買ってから基礎用を買って練習する・・というやり方も良い方法です。
6.珠算能力検定試験 過去問集(6級)※1級まであり
価格 | 2277円(税込) |
出版社 | 金園社 |
編集 | 金園社企画編集部 |
発売日 | 2008/3/10 |
ページ数 | 42ページ |
特徴 おすすめポイント | 実際の検定試験問題を掲載 シリーズ全6冊・1級まで |
『珠算能力検定試験 過去問集(6級)』は、実際に行われた珠算能力検定試験問題をそのまま掲載している問題集です。自宅にいながらでも、本番の雰囲気を味わいながら問題を解けます。過去遡って9回分の問題が収録されているので、すべて解くことで傾向などもこの一冊で掴めますよ。
また本誌には、問題のみならず試験内容・制限時間・合格基準・そして注意事項までが記載されています。参考になることも多いので、これらの項目も合わせて確認しながら練習してください。
6級の過去問集を紹介していますが、このシリーズは1級まで全6冊出版されています。それぞれで価格が異なるので(例えば4級なら¥889・3級なら¥2,469~)、注意してください。予算が許すならば、まとめて買うのもおすすめです。
7.珠算能力検定・珠算検定試験問題集(1級・準1級・2級・3級)
>珠算能力検定・珠算検定試験問題集 1級・準1級・2級・3級
価格 | 1320円(税込) |
出版社 | 日本能率協会マネジメントセンター |
著者 | まなぶてらす |
発売日 | 2021/10/29 |
ページ数 | 160ページ |
特徴 おすすめポイント | 珠算検定1級~3級 |
こちらは、日本商工会議所が主催する珠算能力検定・まなぶてらすが主催するオンラインの検定に完全対応している問題集です。珠算検定1級・準1級・2級・3級の合格を目指す人・そろばん能力をスピードアップしたい・そろばんの学習を再び始めたい人などが対象です。
3章に分けて構成されており、章の最初は上達のコツと計算方法が掲載されていて分かりやすいです。その後に、3級は全9回・2級から1級までは全8回分の練習問題が収録されています。
そろばんを弾く際も、本はきちんと開かれたままなので操作しやすいのも高ポイント部分です。中はとてもシンプルな構成。解答と解説を切り取れるので答え合わせしやすく便利。また漢字にもひらがなが振ってあるので、子どもと一緒に練習する際も不自由しません。
8.新珠算検定試験練習問題集(10級編)※基礎編~段位編まであり
価格 | 3980円(税込) |
出版社 | 暁出版 |
主催 | 全国珠算教育連盟主催 珠算検定試験 |
発売日 | 2001/5/1 |
ページ数 | 48ページ |
特徴 おすすめポイント | 10級~段位までのシリーズ |
『新珠算検定試験練習問題集(10級編)』は、そろばんを習い始めた人・子が解きやすい問題集です。文字が大きめで見やすく、初めてそろばんを手にする子にも負担なく練習できる内容です。
各ページが切り離しできるようになっているため、コピーするなどして繰り返し練習するにも便利です。問題数も適量なので、無理なく練習できるはずです。また10級以外にも9級・8級・・そして段位編まで出版されています。
「どのシリーズ(編)でも、一冊を終えるだけでかなり実力が付く」というレビューもありました。まずは10級から、級が上がるほど当然問題集も難しくなっています。確実に段階を経て練習していくには、最適な問題集です。価格が4,000円近くと少し高い点だけが難点ですが、しっかりと実力を付けたい人におすすめです。
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