そろばんは役に立つ?無意味?何の役に立つか、何級から使えるか解説

そろばんは役に立つ?無意味?何の役に立つか、何級から使えるか解説そろばん教室
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習い事の一つでもある「そろばん(珠算)」。習っても何の役に立つのか?疑問に思う人もいるかもしれません。実生活で使わないから無意味だ、という意見もあります。

果たして本当に、そろばんは役に立たないのでしょうか。何の役に立つのか、また何級から使えるのか経験を踏まえてお伝えします。

記事作成者

株式会社サイトクリエーションの「そろばん教室」担当部署。日本珠算連盟の賛助会員。そろばんの始め方や、教室選びのポイントを解説。最近話題のオンラインそろばんも紹介。実体験やユーザーの口コミをもとにした、役立つ情報を配信中。

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そろばんが「役に立たない」とイメージされる理由

そろばんが「役に立たない」とイメージされる理由

そろばんはなぜ役に立たないと言われ、マイナスのイメージがあるのでしょうか。考えられる理由を挙げてみました。

  • 今の時代はデジタル化なので、そろばんは必要ない
  • 小学校のそろばん授業時間が少ない
  • 学校では筆算で計算するから

これらの理由について、1つずつ考察していきます。

理由①電卓やパソコンで管理ができるため、必要が無い

時代が進むにつれて何でもデジタル化していき、便利なものがたくさん登場しました。電卓やパソコンなどもその一つです。

電卓が登場するまではそろばんは計算道具として欠かせないものでしたが、昭和50年頃から気軽に買えるように。シャープが液晶技術を駆使した電卓を開発してからは、事態が一変。オフィスでも重宝されるようになり、そろばんの出番がどんどん減っていきました。

その後どんどん進化して、道具では無くパソコンのソフトなどで管理できるようになったためより必要性が少なくなっていったのです。

ソフトに数字を入力するだけで正確に計算してくれるのですから、人が珠を弾くそろばんの出番はますます減りますね。そろばんが必要無いと言われる、大きな理由です。

しかしそろばんが使われる場面は日常生活内で減ったとしても、そろばん教室がありそろばんを習える環境が整っています。これは教育面でもそろばんが持つ良さが、再評価されてきているからです。

日本の伝統文化・和算の名残としての面もあり、電卓やコンピュータが登場した現在でも、計算器具としての主流からは外れつつも、後述の通り教育分野などでの再評価もあって使われ続けている。

引用元:そろばん | Wikipedia

理由➁小学校ではそろばんを少ししか習わない

社会でそろばんの出番が減りましたが、小学校では小学3年生と小学4年生の3学期にそれぞれそろばんを学びます。これは文部科学省の学習指導要領にも記載されています。

ちなみに小学校でのそろばん授業は足し算と引き算のみで、かけ算と割り算は習いません。

【第3学年】

(7) そろばんによる数の表し方について知り,そろばんを用いて簡単な加法及び減法の計算ができるようにする。

・ア そろばんによる数の表し方について知ること。

・イ 加法及び減法の計算の仕方について知ること。

【第4学年】

(7) そろばんを用いて,加法及び減法の計算ができるようにする。

引用元:学習指導要領「生きる力」 | 文部科学省

履修項目からも外されたことが無い、とWikipediaにも明記されています。

文部科学省(旧:文部省)が改定してきた小学校学習指導要領の算数の履修項目から、そろばんが外されたことはない。
引用元:そろばん | Wikipedia

しかし習う時間は小学3年生で3時間・小学4年生で2時間、合計で5時間程度です。6年間ある中で、かなり少ないですね。足し算と引き算でも、繰り上がりのない簡単な計算のみ行う程度です。

勝又:3・4年生では、そろばんは何時間、指導するのですか?

小沼:教科書にもよりますが、3年生で3時間、4年生で2時間程度です。

引用元:グローバル人材を育てるそろばん教育 | 日本教育新聞

学校でそろばんを習うといってもわずか5時間程度なので、すぐ忘れてしまいますね。そろばん教室に通っている子以外は授業の一環として受けているだけなので、そろばんの必要性をあまり感じなくなっている背景もあるのです。

理由③学校では筆算で計算するので無意味

学校の算数の授業は、すべて筆算で計算します。前述したようにそろばんの授業はあるものの、通常の算数の授業ではそろばんは登場しません。

そろばんを習うのは5時間程度で、あとはすべて筆算での計算です。そろばんを使って計算する頻度が極端に少なく、筆算での授業なのでそろばんは無意味と感じるのでしょう。

「そろばんは役に立たない・習わせなくていい派」の意見

そろばんを実際に習っていても、無意味・役に立たなかったと感じる人がいます。

頭の中で筆算と同じことをしている‥というのは、私も同意します。そろばんの珠よりも先に、学校で習った筆算を頭の中にイメージして暗算してしまう癖が付いてしまったからです。

ですが、無意味だったとは一切思いません。そろばんを習っているがゆえに、暗算力が身に付き早く暗算できるようになったからです。

また、そろばんの段位を持っていても役に立たないというツイートも見つけました。

一人は習わせなくても良い派ですが、もう一人のツイートは4-5桁の暗算をサクッとやるから実生活には役立っていそうにみえるとのこと。人それぞれ感じ方が異なりますね。

そろばんを習って役に立つこと5選

しかしそろばんを習うことで得られるメリットがあり、就職時に資格として履歴書に書けたり等役立つことも多いんですよ。

役立つことを具体的に以下で解説します。

  1. 右脳と左脳、両方を鍛えることができる
  2. 集中力や忍耐力など、生きるために必要な力を養える
  3. 数字や算数などに抵抗感が少なくなり、苦手意識が減る
  4. 計算が早くなる
  5. 数字に強いアピールができ就職にも有利

①左脳だけではなく、そろばんを通じて右脳も鍛えられる

本来そろばんなど計算する時には、左脳がメインで使われます。しかし教室ではそろばんだけでなく、慣れてきた頃に珠算式暗算も学びます。

珠算式暗算とはそろばんの珠をそのまま頭の中でイメージして、視覚で得た数字を即座に計算する方法です。この珠算式暗算を学ぶ際に、右脳が鍛えられます。

右脳が鍛えられるとどのような効果があるのか、以下でまとめました。

発想やひらめき等のイメージ力が上がる

発想・ひらめきなどの力は、右脳からのものです。右脳を鍛えることで、イメージ力がアップし様々な場所で能力を発揮できるようになります。

問題解決・発明などのヒラメキは右脳から発生すると言われており、問題解決の思考回路を最短距離で結ぶ「脳力」が開発されます。

引用元:イメージ力やヒラメキの力:そろばんの効用|日本珠算連盟

判断力が増し、頭の回転も速くなる

また右脳を鍛えることで、判断力も強化されます。頭の回転も速くなるので何か問題が起こった時にも策をすぐに考えることができ、解決までの時間も短くて済むわけです。

右脳が活性化するとどうなるでしょう。・・(中略)
・直感力や判断力が上がり、課題・問題に対して「検討→解決」の時間が短くなる

引用元:仕事のできない人ほど右脳を上手く使えない|東洋経済オンライン

認知症予防にもなる

右脳を鍛えれば、認知症(痴呆)の予防になるとも言われています。大阪府立大学名誉教授の林壽郎氏も論文で記載しており、珠算式暗算で右脳を鍛えるメリットについて唱えています。

(中略)右脳を鍛えておけば痴呆になりにくいという報告もあります。

引用元:右脳開発における珠算式暗算のあり方について|日本珠算連盟

➁集中力や忍耐力など、生きるために必要な力を養える

そろばんによって、集中力や忍耐力などの生きるために将来必要な力も身に付けることが可能です。

そろばんは決められている時間内で問題を解く、という決まりがあります。この時間内にすべて解かなければ検定の合格ラインに達することは難しいです。ですので集中力が求められます。

また同じことの繰り返しなので、忍耐力も必要です。そろばんの珠を弾き続けることで、我慢強さ・忍耐する力も養えるのです。

【集中力】
制限時間の中、神経を集中させ、全力で問題に取り組むことを繰り返し行うことで、日常生活では決して身につくことのない力を養うことができます。

【忍耐力】

脳をフル回転させ、計算していくということは、高次元での集中力の持続と精神力が必要となります。そろばん学習によって、困難を乗り越えていく力が身につきます。

引用元:そろばんで培うチカラ|全国珠算連盟

③数字や算数などに抵抗感が少なくなり、苦手意識が減る

そろばんを就学前や小学校低学年から習い始めることで、数字や算数の苦手意識が減りやすくなります。何もやらずにいきなり学校の授業で数字を見るよりは、早い段階から慣れていた方が抵抗感が少ないのは想像にたやすいですね。

もちろん小学校に入ってからそろばん教室に通っても、同じことが言えます。

私は小学2年生から5年生まで4年間通いましたが、小学校に入ってすぐ「算数は苦手だな‥」と思った気持ちがそろばんを通して少なくなったほどです。

④計算が早くなる

またそろばんを習っていると、計算がとても早くなります。そろばんの珠が頭にイメージできるので、筆算で行なうよりもスピードアップするのです。

私は暗算も得意になりました!何桁もある暗算は難しいですが、1~2桁であればスラスラと足すことができます。

そろばんを習っている人は計算が早い。なんでだろう?
その秘密は数字で計算するのではなく、図形を動かして計算するから

引用元:【そろばん式暗算の秘密】|だいごう先生@noteそろばん教室

⑤数字に強いアピールで就職に有利

そろばんを習っていると、必ず珠算検定=いわゆるそろばんの検定試験を受けます。自分の実力を確認できる、貴重な試験です。

このそろばん検定に合格すれば、(取得した級も問われますが)履歴書にも書くことができます。

資格欄に書くことで検定合格という目標に向けて頑張ったと証明になりますし、そろばん=数字に強いというアピールが可能。何も資格が無い人よりも有利に働くことが多いです。

そろばんや暗算を仕事で使用する機会はほとんどありませんが、数字を使用する機会がないことはありませんので、数字に強いことのアピールは就活を有利に進める要素といえます。

…何らかの資格を取得していることは、目標に対して努力したことの証明となり(中略)「この人は諦めずに取り組める人」という印象を採用担当者に与えられるので、何も取得していない状態に比べて、はるかに有利な就職活動ができます。

引用元:【珠算検定は就活で役立つ?】|就活の未来

そろばんが何級から使える?

そろばんが何級から使える?

この章では、そろばんが何級から使えるのかをお話しします。

日本珠算連盟・日本商工会議所が主催する珠算能力検定は、級位(10級から1級)と段位(準初段~十段)まであります。

どの級を持っていれば、実生活などに役立つ・使えるのでしょうか?

最低、3級以上は取得しよう!

資格として認められる=すなわち履歴書に書くことができる級は、3級以上です。

一般的に珠算検定を履歴書に書いて評価されるのは3級以上と言われています。

引用元:珠算検定は何級から履歴書に書ける?|資格Times

そろばんを習って検定を受けたとしても、3級以上を持っていなければ資格としてあまり認められないということです。そろばんを習って珠算検定を受けるなら、3級以上を目標にして頑張りましょう。

まとめ

何らかの理由で3級を取得する前に途中で辞めてしまったとしても、鍛えられた右脳で得られる力はそのままです。身に付いた能力は無くなることはありません。

ですので、そろばんを習っても役に立たない・決して無意味では無いことを知っておいてください。

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