そろばんはどうしても単調作業で子どもが飽きてしまい、せっかく学習してきたのに突然「楽しくない」「辞めたい」と言われてしまうことがあります。
そろばんでも何でもそうですが、長く継続すればするほど成果や効果が出るものです。
そのためにも子どもには「そろばんって楽しい」って思わせることが大切になります。
今回はそんなそろばんについてや、子供とそろばんの向き合い方などについて紹介していきます。
そろばんを嫌がる子供にやるべき声の掛け方と取り組み方
いい調子で続けてくれればいいのですが、まあぐずるのが子供ですよね。
そんな時、皆さんはどんな風に子供に対して声かけや取り組みをしていますか?
子供を説得するのは難しいし、頭ごなしにやらせるのも親としては気が進まないですよね。
大事なのは、子供がどれだけ進んでやっているか。
子供のやる気心をくすぐる声かけをやってみるのが効果的かもしれません。
例えば、
「やりなさい」ではなく「やって見せてくれる?」や
「これ、わからないからおしえてほしいな~」
など、頼りにしてみたり、できたときに大げさにほめてみるなどが効果的かもしれません。
諦めの悪い子もいるので、すぐに間違えたことを注意しないように心がけるのもいいです。
また、まだ年齢が低い子に対しては一緒にしてあげたり、横でお母さんも読書をしたりするとやる気が出るかもしれないです。
ただ、毎日嫌々が続くともうしない!なんてことにもなり兼ねないので習慣づけることが重要になってくるでしょう。
習慣化することで、宿題や勉強もためることなくする癖がついてくるようになります。
しかし、習慣化させるのも簡単なことではありません。
皆さん子供の頃シールを貼ったり、集めたりするのにはまりませんでしたか?
そうです!シールを使ってみてください。
カレンダーに貼るのもいいですし、やることリストなどを作ってそこに貼らせてあげるのもいいと思います。
シールやスタンプなどで、できた日に印を付けていくのがおすすめです。カレンダーやシール帳だけでなく、ひらがな表や漢字表の覚えたところに印を付けるのもよいですね。
その子に合ったやり方が必ずあります。
そろばんを子供に楽しく教える方法
小さい子なら3歳から始められるといった年齢層が広いのがそろばんですが、やはり子供なので親から知ってみると、まずは楽しんでやってほしいというのが本望ですよね。
子供というのは競争心が芽生えるとやる気が出るらしく、まわりの声かけや応援がポイントになりそうです。
ですが、みんながみんな競争心があるというわけではないですよね。
子供の中に秘められた競争心をだすには、先生をよく選ぶことが大事ともいわれます。
そろばん教室全体の競争心が高ければ、その環境に追いつこうと自然と必死になれます。
また、そろばん教室に通うことで、子供と同じ年齢や同じくらいのレベルの生徒と出会うことになります。
そろばんを通じて仲間を作ったり、競争心が芽生えて切磋琢磨し合ったりといった効果も得られます。
競争心がつけば、習い事から帰ったあとも積極的に宿題や練習もするようになるので大事なポイントとなってくるでしょう。
また、教室によってはその子のレベルを見て、一気に級をあげる試験などを実施してくれるところもあるのでいいこと尽くしです。
そろばんの楽しさってそもそも何?
大人の皆さんも子供のころに一度は触った覚えがあるそろばん。
習い事と言えば、そろばんといった風習が日本には昔からあります。
そんなそろばんの魅力、楽しさとなるとずっと経験してる人じゃないとわかりにくいのではないでしょうか。
そもろも、そろばんの楽しさとは何かを追求していきます。
子供にとっての習い事は、通っていく年月が長くなるに連れ楽しくなくなったり、行くのが嫌になったりと最初だけ楽しいといったイメージですよね。
そろばんはまず、楽しめるように「遊び」という概念からはいります。
はじめは、魔法のようにスラスラと計算が出来るようになってそろばんの魅力に気づくようになります。
計算が出来るようになると次は、他の子より早く計算できるようになろうとスピードを極めようとします。
習っていくにつれ、次々と壁に衝突しますがその壁を超えることの楽しさがそろばんの楽しさともいえます。
そして、子供の発達を大いに成長できるいくつかの魅力があります。
子供の脳は12歳までに急激に成長することが証明されています。
特に小さい頃からそろばんを習わせることにより、脳をもっと活性化させる効果があります。
そろばんでは、「記憶力」「判断力」「忍耐力」「集中力」が養われるため子供の秘められたちからを引き出すにはもってこいの習い事となるわけです。
そろばんの技能をはじめ、高い「集中力」や壁を乗り越える「忍耐力」、「楽しく取り組める力」や「モチベーションを高める力」も身に付けることが欠かせません。
また、将来的に中学受験を考えている子にもそろばんはメリットが多いです。
中学受験では基礎力を完成させた上で、応用力に時間を掛けるためそろばんで計算力を小さい頃から身に着けておくと優位とゆうことになります。
計算力だけではなく、受験には必須な集中力や小さなミスも防げる注意能力もそろばんを経験していれば身につくので、精神的なメリットも多いかと思います。
まとめ
さて、そろばんの楽しさや、取り組み方など紹介してきましたがどうだったでしょうか。
習わせてみたもののそろばんにはまらなかった子もまだ習わせようか迷っているという親御さんたちはぜひ以上のようなことを参考にしていただき初めて見るのもいいんではないでしょうか。
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